初めましてなのでまずは自己紹介
私はどこにでもいるただのオタクだ
スペックは容姿は良いわけでもなく、学歴があるわけでもなく、平均より若干運動神経がいいこと
人よりも物理的に頑丈なことしか取り柄のない
よくクラスに1人はいるタイプのオタクだ。
そんな私の昔話と今の話を駄文だが聞いてほしい。
私は高校生の頃に恋をしていてた。
今思えば、生きてる指針なる出来ことだったが
誰にでもある普通の恋だった
好きだった子をAとするとAとの出会いは高校の時の部活からだった。
Aは容姿端麗で学力は忘れた(そこそこできたはず)
性格はいい意味で女女してなく、学年どころか学校1と言っていいほどマドンナ的存在だった。
当たり前のように一目惚れした。正直今思い返せば行動に出過ぎているくらいアプローチしていた気がする。
その回会ってかAとはいい関係を高1の頃から気付けていた。Aの兄も同じ部活でそちらとも関係は良好であったため私は浮かれていた。
私にしか言えない話があると言われるくらいには距離感に自信があった。
ただのその時Aには同郷の彼氏がいてかなり関係が出来上がっているのを私は後から知った。
正直クソ萎えた。
理由は隣のクラスの陽キャだったからだ。
普通に勝てない。オタクなら分かってくれるがオタクは鏡を見て自己分析しがちである。
その結果自分に勝てる要素がなく諦めていた。
今お近づきできている状況に幸せを感じ、この関係をキープすることにしていた。
そして高2なった時転機が訪れた。
Aが彼氏と別れたのだ。
嬉しかった。自分にもチャンスがあると思った。
そこからは蓋をしていた気持ちを抑えることもなく
もう一度仲を深めようとしていた
生きてるとよく思うのが仲良くなるための手段の一つで共通の敵の存在があると思う。
部活には1人高飛車でワガママな女が1人いた。今で言う悪役令嬢みたいな物だ。冗談抜きで性格が悪かった。
みんな嫌っていて俺もAも嫌っていたためそこで仲がより深まった。今思えばそこには感謝したい。
その高飛車女を中心に派閥が出来上がった。
俺とAは同じグループでそこにも2人仲のいい女子2人が入り4人グループが完成した。先に言うとこのグループで卒業までずっと一緒にいた。
周りからハーレムだと言われ否定もしたが思春期の私は舞い上がっていた。
そこから私の人生で数少ない青春の記憶だった。
Aと自転車で二人乗り、グループで行った夏祭り
大会前日の遊園地など思い返せば色々なことを一緒にやった気がする。
本当に楽しかった。
そして卒業の時期になりそこまでいっても告白することできなかった。
前記した楽しかった思い出が崩れるのが怖かった。
周りから物凄い推されてたなぜ告白しないと
今思えば、ここで人生が決まったような気がする。
このタイミングで動かなかったせいで私はもう恋というものが分からなくなってしまった。
結局はAはそのあと誰とも付き合わなかった。
正直安堵したと同時に自分の不甲斐なさを恥じた。
卒業後はAとは音信不通になった。誰にも進路を言わなかったためどこで何しているか分からなかった。
辛うじて、インスタは更新はあったため生存は確認できてはいた。
何年か経ち、同じグループでだった女子の1人が同郷だったため成人式でAと再開したことをきっかけにまた4人グループで集まることになった。
その会う前に知っていたがAは高校の時の彼氏復縁していた。集まって話す内容はその話だろうと思い嫌な予感はしていたが結婚目指し近々同棲を始めるとのことだった。
あの高1の時の敗北感をもう一度味わったが結局あの時に決心をつけれなかった自分が悪いのだ。
情けないがあの時間を一生後悔すると思う。
ネコ型ロボットがいれば戻りたいぐらいに。
よくある勝負もせず勝手に負けた男の話だが
総じて言いたいのは、未来あるオタク達よ。
恋愛は勝負して欲しい。
負けてもいいなんて綺麗なことは言えないが
こうやってずっと引っかかっているよりマシなのは間違いない。
未来あるオタクへ過去の私の失敗から反面教師にして未来へ進んでください。
追伸
お前らはアイスクリームシンドローム聴いて泣いたことあるか？
俺はあるぞ。あれほんまにポケモンの曲か。
